メディアの鏡~話題沸騰のアンケート~|メディアや世間が注目する話題をテーマとして、mediaparkが独自に募集するアンケート

過去のアンケート結果

テレビの視聴状況について教えて下さい

応募締切:2009年2月 4日

今回のメディアの鏡は、「テレビの視聴状況」についてです。 巷では「番組が面白くなくなったよね」と言われたりもしているようですが、メディアに興味のあるメディアパーク会員のみなさんにはどこ吹く風。回答者全体の約8割の方が、「毎日欠かさず見ている番組がある」という結果になりました。 (今回のアンケート回答者は1,471名でした。ご協力下さった皆様、有難うございます。)

Q1.「最近三ヶ月」で毎日欠かさず見ているテレビ番組はありますか?

Q1_最近三ヶ月の視聴状況.jpg

●10人中8人はお気に入りの番組がある

男性80.1%女性81.3%と男女で違いは見られませんでした。

年代別で見ても、20代74.1%30代80.1%40代81.9%50代85%60代86.0%と、全ての年代で同じくらいの割合であることも判明。これはメディアパーク会員だからでしょうか???

一方で、「テレビを見ていない」という人は全体の1%程度にとどまりました。インターネットが普及した現在においても、ほとんどの人(メディアパーク会員だから?)にとって、テレビは身近な情報源となっているようです。

Q3.テレビ番組を見るとき、どのような形態で視聴しますか?

 ※話の流れ上、Q2とQ3が入れ替わっていますが、気にしないで下さい。

Q3_視聴状況.jpg

●好きな番組はリアルタイムで見る

みなさんは番組をどんな風に見ているのでしょうか? リアルタイムで見ているのでしょうか?それとも録画でじっくりみているのでしょうか? 結果は右の円グラフのようになりました。

基本的にはみなさん、ほぼリアルタイムで見ているようですね。

ところで、2008年5月に(社)電子情報技術産業協会が実施した「テレビ放送からの私的録画に関するアンケート調査」によると、テレビ番組を録画する理由として多かったものには、「放送時間に見られないため、後で見るため」と、「同じ時間帯に見たい番組が重複しているため」というものが挙がっていました。
このアンケート結果と今回のアンケート結果から推察すると、「一番見たい番組はリアルタイムで見て、それ以外の番組は録画して好きな時間に見る」といった録画機器の使い方が見て取れます。

好きな番組は録画して後で何度も見たい」という使い方もあると思いますが、「見たい番組はできるだけ早く見たい!」というのが多くの人の本音のようです。

Q2.毎回欠かさず見ている番組名と、その番組をみている理由を具体的に教えてください。

欠かさず見ている番組って、一体なんなのでしょうか?
これについては一人一人、様々な意見が寄せられました。
全て紹介するのは難しいので、ここでは、「視聴率」との関係から分析してみることにします。

●視聴率の高い番組は欠かさず見る人も多い

当然かもしれませんが、視聴率の高い番組は、欠かさず見ている人が多い、という傾向がありました。視聴率については色々と問題も指摘されていますが、やはり「みんなが見ている番組は面白い」というのはある程度当てはまるみたいです。

例えば、最もコメントの多かった番組の一つが、大河ドラマ「天地人」。放送開始以来、25%前後の高視聴率を常にキープしており、今最も国民に見られているドラマといえます。
この番組には、熱いコメントがあり、幅広い層の年代から支持されているようです。

「視点が従来の歴史ものと違い、奥方視点、家臣視点で興味深い。(東京都 30代男性)」
「昔から大河が好きだし、出ている人も豪華。(大阪府 30代女性)」
「戦国時代という大変な時代に、仁義をもって生きた人の生き方に共鳴するから。(奈良県 40代女性)」

他に高視聴率のドラマといえば17%前後の視聴率の「相棒」。見ている方のコメントは次の通り面白さはもちろんのこと、中身の評価が高いのが特徴のようです。

「ストーリー展開が面白い。水谷豊さんの落ち着いたキャラクターと内容の濃さが魅力。(京都府 50代女性)」
「内容が現代を風刺したものが多いので見ていて面白い。(長崎県 40代男性)」
「右京さんの推理が好きなのと、内容が現代を風刺したものが多いので見ていて面白い。前のシリーズから大好きなので今回のシーズンも見ている。(神奈川県 40代女性)」
「映画なみの内容で毎回楽しみだから。一話完結が基本なので楽しめます。(大阪府 50代男性)」

特に40代、50代など比較的年配層にも人気が高いみたいです。

それ以外にも「爆笑レッドカーペット」、「笑点」、「渡る世間は鬼ばかり」などの人気番組にはコメントが多数寄せられました。

●視聴「質」の高い番組も欠かさず見る人が多い

一方で、視聴率ランキングには出てこないものの、欠かさず見ている人が多かった番組も結構ありました。
例えば、雨上がり決死隊が出演する「アメトーーク」。ガンダム芸人、家電芸人などの特集から静かなブームを仕掛け続けるこの番組は、テレビ業界人の視聴率が高い番組であるともいわれています。視聴者からも、次のような番組の「質」を評価するコメントが目立ちました。

「これほど完成されたトーク番組はない。編集力にも驚かされる。(静岡県 30代男性)」
「新しい笑いやキャラが生まれる場所。はずれもありますが面白いのでずっと見ています。(岡山県 20代女性)」

他に多かったのが、「たかじんのそこまで言って委員会」。関西ローカルの番組で関東地方では放送されていませんが、関西ならではのぶっちゃけトークが人気を博している模様です。

「社会問題に対する切り込み方が他の番組の比ではない。(静岡県 30代男性)」
「政治や世相に対する色んな人の切り口が楽しめる。(滋賀県 50代男性)」

それ以外にも「ワールドビジネスサテライト」、「タモリ倶楽部」、「みのもんたの朝ズバッ!」など、個性的な番組がずらり。ここから言えるのは、視聴率には現れない番組の完成度の高さ、いわゆる視聴「質」の高い番組にも、欠かさず見るコアなファンが多いということではないでしょうか。

Q4.テレビ番組、テレビ局に関してご意見があれば自由にお書きください。

様々な意見をいただきました。中にはかなり厳しい意見もちらほら。テレビに対する期待の裏返しと受け止め、紹介してみたいと思います。

●バラエティ番組は面白いけど・・・

まず多かったのが、「似たような番組が多い」という鋭いご意見。

「最近はどの局もバラエティやクイズ番組が多い気がする。もっと違う番組も制作してほしい。(岡山県 20代女性)」
「どの局も似たような番組が多い気がします。(大阪府 30代女性)」

報道、音楽などの分野でもバラエティ化が進み、ニュースなどはわかりやすくなった反面、似たような番組が多いと感じる人が増えているようです。

一方で、番組制作を応援するご意見もありました。

「バラエティは必要です。下品にならない程度の範囲を考えて、制作を頑張ってほしいです。(東京都 40代男性)」

2004年に産業能率大学の小野田氏が行った研究によると、「バラエティ番組は、当初の期待度よりも見た後の満足度が高い番組である」という結果が得られています。確かに、ややこしい政治の問題や、複雑な技術について、親しみのあるタレントが分かりやすく説明してくれる番組は、ついつい見てしまう面白さがありますよね。「時間帯やテーマなどを考え、適切なバランスでバラエティ要素を盛り込んでほしい」という視聴者の要望が見て取れました。

●さらに深い掘り下げを!

他には、報道・ニュース番組に対する意見が多く見られました。

「もっとドキュメンタリー的な番組を増やして欲しいと思います(大阪府 30代男性)」
「小子化改善について、もっとメカニズムについて現実を掘り下げた番組を、女性の目線で作って欲しい。女性の晩婚や未婚だけでなく、もっと奥深い原因があるのではと思っています(埼玉県 30代女性)」
「利益などに目もくれず日々国の為に働く研究者や技術者を取り上げるなどして、子供達にも職業への憧れや日本の素晴しさを認識させたい。(茨城県 40代女性)」
「日本の近現代史や、イスラエルとユダヤ人とパレスチナと金融・マスコミの関係などを扱って欲しい(青森県 30代男性)」

これらの意見に代表されるように、「事件や出来事を様々な視点から深く掘り下げるような報道をもっと見たい」という要望があるようです。また、「各局で特色のあるテーマを取り扱ってほしい」という要望が見られました。

アンケートから浮き彫りになったのは、良い意味も悪い意味も含めて、テレビが持つ影響の大きさ。最近は世界的な不況で暗い話題も多くなりがちですが、だからこそ、テレビに期待するご意見もありました。

「明るい気持ちになるような話題を多く、笑顔が多く振りまかれるような番組を作ってください。(奈良県 40代女性)」

テレビを見ることで心身ともに健やかに過ごせる、そんな番組作りを期待しています!


■「メディアの鏡」編集部より一言

今回、「メディアの鏡」アンケートにご協力いただいた「media park会員の方々」は、テレビ番組を楽しむと同時に、テレビの将来を憂うご意見を非常に多くいただきました。毎回、忌憚の無い鋭いご意見が多く、メディアに関わる一員として謙虚な気持ちで受け止めています。特に最後の「メディアが発信する情報で視聴者の心を明るくして欲しい」という期待などは、今のような時代だからこそ期待されることなのではないでしょうか。

「メディアの鏡」では、今後もこのようなメディアに関連した(もしくはメディアで話題になった)テーマでアンケートを実施してまいりますので、是非ふるってご参加ください。
結果掲載については、「月刊メディアパーク」でお知らせいたします。
※「メディアの鏡」のアンケートに参加するには会員登録(無料)が必要となります。会員登録はこちらから。

また、メディアの鏡で実施するアンケートテーマも募集したいと思いますので、「こんなテーマを取り上げて欲しい」というご要望がありましたら、お問い合わせフォームよりご連絡ください。

■調査概要

●調査対象:「media park」会員
●調査時期:2009年1月23日から2009年2月4日まで
●調査手法:インターネット上でのアンケート調査
●有効回答数:1,471名(男性:607名、女性:865名)
 (10代:11名/20代:162名/30代:540名/40代:528名/50代:165名/60代:50/70代:15名/80代:1名)

執筆:可知直芳(studio woofoo
調査・監修:メディアパーク株式会社

■本調査に関するお問い合わせ先

●メディアパーク株式会社 「メディアの鏡」編集部 <お問い合わせフォーム

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